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こうして僕らのオリジナルグッズは完成した Case:02
前回ご好評いただいたこの企画も2回目。自分のSNSで、あるいはコミュニティ内で、オリジナルアイテムを販売する人がどんどん増えているように感じる昨今、実際にオリジナルグッズの企画・販売経験のある方々と、当社の商品をベースにグッズを作ってみようという内容だ。

今回は、フェスやライブを開催するオーガナイズグループSHAKE HANDSとの企画をご紹介する。このような事例から、何か皆さまのヒントになれば幸いである。

Case:02 SHAKE HANDS / Organizer Group

デザインのテーマは「きっかけと出会う」

00113-BCV 5.6oz ヘビーウェイトビッグTシャツにインクジェットプリントを施し、グラデーションカラーも表現。1枚から安価で「版代」など別途費用がかからないインクジェットプリントだったので、Tシャツの色に合わせてイラストの色味も変えた。白・黒・ダスティピンクを8月より順次販売予定。
簡単に手で千切ることができる「ティアアウェイラベル」だったので、思い切ってオリジナルネームにした。実際の販売を視野に入れていたため「品質表示」は必須。品質表示部分のラベルだけを残す方法も考えたが、オリジナルネームと一緒に襟元へプリントをした。

オリジナルTシャツを コンセプトを拡げる媒体に

「音楽好きに声をかけるうちに同世代が次々集まり、フェスやライブを開催する規模にまで至ったSHAKE HANDS。多様な人が参加中で本業はディレクターやマーケターにPRと様々ですが、カルチャーを愛する気持ちは誰もが同じ。得意分野を持つ大人が集まったら一体何が出来るんだろう、と改めて学園祭を計画するような高揚感があります。僕たちは、今回デザインを担当してくれたEryさんのようなアーティストをリスペクトしていますから、アーティストが活躍できる場所や還元する方法も考えていきたい。今回のTシャツ制作もまさにそんな企画になりましたし、イラストやタグにこだわった結果としてコミュニティのストーリーが伝わる一枚に仕上がったことも嬉しいです」。

そう語ってくれたSHAKE HANDS主宰の町田氏、人懐っこい笑顔が印象的だった。
SHAKE HANDS主宰の町田氏

TシャツにSHAKE HANDSらしい ストーリーを表現しています

「チームとの出会いはイベントでDJをさせていただいたこと。同世代の代表と出会って以来、機会をみては遊びにくる楽しい場所です。今回はTシャツを制作するにあたり何度かアイデア会議をしました。”2コマ漫画”と”動物”のキーワードをもとに、このチームの在り方を表現した数種類のラフデッサンやカラーバリエーションを出し、最終的には、着る人を選ばず、かつポップでキャッチーなイラストに仕上げています。いつも彩度が高い作風ですが、今回のピンクボディ用のカラーは自分にとっても新鮮でお気に入り」。

Ery / instagram_erikatoike
イラストレーター。
アパレルとのコラボ商品や、数々のメディアでイラストを手掛ける。

SHAKE HANDS

SHAKE HANDS(シェイクハンズ)とは、すべての人が「きっかけ」と出会える場を創ることで、日常に感動する瞬間を増やすことを目的に有志により運営されているコミュニティ。

「上質、新進気鋭、ワクワクする」をキーワードにヒト・コト・モノ・オトに関連する「作り手、伝え手、使い手」の境界線をぼやかし、情緒豊かなカルチャーのるつぼを造っている。

URL https://shakehands.tokyo/