Printstar(プリントスター)とglimmer(グリマー)は「プリントできるウェア」のブランド。充実した商品ラインナップ、豊富なカラーバリエーションにより、オリジナルウェアをつくるすべての方を応援しています。
最新カタログでは、独自の“色”を放つ魅力的な出演者たちに、オリジナルウェアを制作していただきました。この記事では、俳優/モデル/編集長とマルチに活躍する山本奈衣瑠さんが制作したウェアを、カタログ未掲載のカットも含めてご紹介!
MAGAZINE
俳優・山本奈衣瑠のウェアづくり。自身が編集長を務めるZINEの記念グッズが完成!【Printstar & glimmer 2023AW 特別企画】
2023.09.19
Printstarとglimmerで制作した 最新ZINEのグッズウェア
俳優、モデル、インディペンデントマガジン『EA Magazine』の編集長など、多岐に渡り活躍する山本奈衣瑠さん。今回山本さんは、普段から撮りためている写真を使い、Printstarとglimmerそれぞれのブランドでオリジナルウェアを制作した。
2アイテムは、山本さんが初めて1人で制作した最新のZINE『Untitled Creations.』のグッズとしてオンラインで発売されている。このZINEは、山本さんが街中や仕事現場で見つけてiPhoneで撮影した「名のない作品たち」をまとめたもの。
「街を歩いていると、本来ゴミだったり、何の価値もないとされているものだったりが溢れているんですけど、私にはそのものの質感や色、配置などでただのゴミには見えない瞬間があるんです。そんなものに強く惹かれていて、いつも『このものたちの名前はなんだろう』って考えていました」
今回のオリジナルウェアでも、この名のない作品たちをコラージュさせ、新たな作品へと昇華させている。
今回のオリジナルウェアでも、この名のない作品たちをコラージュさせ、新たな作品へと昇華させている。
ZINEの表紙をプリント 大切な言葉は刺繍で
Printstarで制作したのは、ダスティピンクのロングTシャツ。バックには、ZINEの表紙にも使われている、カメラとパソコンを繋ぐコードの写真が大きくプリントされている。
刺繍された英文を見ると、胸元には「Meaninglessness has a touch of existence(無意味は存在の肌触り)」、バックには「Who Draw This(誰が描いたの)」。この写真と連動するメッセージだ。
「よくホースやコードの写真を撮るんですけど、描いてって言われても描けないこの線のドローイングに対していつも『これ誰が描いたの』って思うんです。多くの人からは無意味だなと思われるものでも、私の心はざわついているし、その時点でそのものの存在に触れている気がしています」
「よくホースやコードの写真を撮るんですけど、描いてって言われても描けないこの線のドローイングに対していつも『これ誰が描いたの』って思うんです。多くの人からは無意味だなと思われるものでも、私の心はざわついているし、その時点でそのものの存在に触れている気がしています」
「瞬間のアート」を コラージュプリントで残す
glimmerで制作したのは、杢グレーのスウェット。山本さんの心をざわつかせたものを寄せ集め、コラージュされている。
「今このものたちがあった場所に行っても、多分もうそこにはなくて。ゴミとして消えていたり、風で飛ばされてなくなっていると思います。だから、私が見つけて写真を撮ることによって、そのものと私だけでできあがる『瞬間のアート』が生まれ、無意味だったものが私にとっては無意味なものじゃなくなるんです」
「今このものたちがあった場所に行っても、多分もうそこにはなくて。ゴミとして消えていたり、風で飛ばされてなくなっていると思います。だから、私が見つけて写真を撮ることによって、そのものと私だけでできあがる『瞬間のアート』が生まれ、無意味だったものが私にとっては無意味なものじゃなくなるんです」
こうした山本さんの感覚が、ロングTシャツと共通でスウェットにも刺繍されている「Meaninglessness has a touch of existence」の意味なのだろう。
ダスティピンクと 杢グレーの共通点は?
ボディーの色に選んだダスティピンクと杢グレーは、「コーディネートを組むのが苦手」だと話す山本さんが、どんなときでも「大丈夫だと思える2色」。
「自分で選んだ色が、ある日の気分と違ったりすると落ち込んじゃうから、どんなときでも着られる落ち着いた色を選びました。特別なものより、普通の色の方が、私の意図も反映しやすいかなと思ったんです」
また、ビビッドな色ではなく、霞んだ色だからこそ、「誰もが着られて、何にでも合わせられるものになっている」という。
また、ビビッドな色ではなく、霞んだ色だからこそ、「誰もが着られて、何にでも合わせられるものになっている」という。
名もなき作品たちを、より多くの人に届けるためのアイデアも、豊富なカラーバリエーションを揃えるPrintstarとglimmerだからこそ実現できたよう。日常のなかに落ちているときめきを寄せ集めた、山本さんの感性が光る宝箱となるオリジナルウェアが完成した。
【Printstar・glimmer担当者からの一言】
「ZINEのグッズとして販売されるウェアということで、デザインを見た瞬間に『売れそう!』と感じました。アーティスティックなプリントと刺繍のバランスが絶妙でオシャレ。ちなみに、スウェットのプリントは『DTF(Direct To Film)』と呼ばれる新しい印刷方法を採用しています。製版不要でフルカラープリントが小ロットから可能で、幅広い素材に対応。従来の転写に比べて“貼り付け感“も少ないため、プリント業界では画期的だと話題の技法です」(TOMS プリント担当)
「ZINEのグッズとして販売されるウェアということで、デザインを見た瞬間に『売れそう!』と感じました。アーティスティックなプリントと刺繍のバランスが絶妙でオシャレ。ちなみに、スウェットのプリントは『DTF(Direct To Film)』と呼ばれる新しい印刷方法を採用しています。製版不要でフルカラープリントが小ロットから可能で、幅広い素材に対応。従来の転写に比べて“貼り付け感“も少ないため、プリント業界では画期的だと話題の技法です」(TOMS プリント担当)