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NEUT MagazineがTシャツを制作「肌の色へのプライドを取り戻す」【Printstar & glimmer 2023SS特別企画】
Printstar(プリントスター)は「プリントできるウェア」のブランド。充実した商品ラインナップ、豊富なカラーバリエーションにより、オリジナルウェアをつくる多種多様な方々を応援しています。

最新カタログでは、独自の色を放つ出演者たちが、50以上のカラーバリエーションを揃えるTシャツから好きな1色を選び、オリジナルウェアを制作しました。この記事では、メディア・NEUT Magazineさんが制作したTシャツをご紹介します。
“Make Extreme Neutral”(エクストリームをニュートラルに)を掲げ、マスメディアでは取り上げることがタブーとされるセックス・政治・人種の問題や、さまざまな業界で常識を覆す新しいアイデアを提案している人などに光を当て、より多くの人に「先入観に縛られないニュートラルな視点」を届けていくメディア「NEUT Magazine」。本メディアは2022年、日本国内外で起こっているアジア人差別に目を向け、日本以外のアジアの国や日本の少数民族にルーツを持つ人々を特集した雑誌『ISSUE 2022 Yellow Light』を出版した。
NEUT Magazine(ニュートマガジン) 「先入観に捉われないニュートラルな視点」を届けるメディア。マスメディアでは取り上げることがタブーとされるようなトピックや人に光を当てた記事を発信している。 Instagram:@neutmagazine Instagram:@ayashn_
「海外ではアジア人を指す差別的な言葉として『イエロー』が使われることがある。そこであえてそのキーワードを使って声をあげていくことで、自分たちのルーツを祝福し、いまだに根強く残る差別を可視化することができるのではないだろうか」(編集長・平山潤さん)

今回制作したTシャツは、そんな雑誌の出版にあわせて手がけた、アジア人をエンパワーメントするためのコミュニティウェア。「自分たちの肌の色へのプライドを取り戻す」というメッセージを込めて、鮮やかなイエローをボディの色に選んだ。
商品:00085-CVT 5.6オンス ヘビーウェイトTシャツ カラー:165デイジー サイズ:S モデル身長:163cm 加工方法:(胸)刺繍、(背面)シルクスクリーン
一方、PRの仕事をしながらフリーランスモデルとして活動し、今回もモデルを務めたのは、SHINさん。『YellowLight』のインタビューに参加し、在日コリアンとして受けた差別を語った理由を、こう話した。

「私が経験してきた差別や、未来への希望を語ることで、同じ境遇の人が少しでも救われたら嬉しい」

一人一人の声に耳を傾けることで連帯し、コミュニティとなり、大きな課題へと立ち向かう。NEUT Magazineはそんなコミュニティを緩やかに広げていく。
【Printstarからの解説】

「バックのデザインは、英字とカタカナが見事に一体化していて、さすがだと感じました。フロントは2箇所に刺繍を施すというのが珍しく、ポイントになっていると感じます。イエローのボディにホワイトの刺繍ということで、視認性が下がらないよう、刺繍部分に厚みを出すことを意識しました」(TOMS プリント担当)