春爛漫の季節。コロナの影響が出始めてから丸1年が経過するが、いまだ収束の兆しはなく、花々の咲き乱れる暖かな陽気も手放しで喜べない状況が続いている。この1年で様々な生活の変化が起こり、人々の価値観まで変えてしまったように感じるが、実際当社へ寄せられるお問い合わせの内容にも変化があった。
「趣味で作っていたTシャツをアパレルブランドにしたい。」「プリントの機械を購入したので、オリジナルグッズを販売したい。」など、新しいチャレンジをしようという方からのお問い合わせが増えた様に感じる。
そんな折、あるお客さまからこんなご質問をいただいた。
「どの色のTシャツが売れますか?」と。
答えは決まっている。
MAGAZINE
オリジナルTシャツ販売、色選びのコツ
2021.04.12
圧倒的に売れているのはあの2色
白と黒である。
おそらく、誰もがクローゼットに一枚は保有しているであろう「ど定番カラー」であり、当社のカラー展開が最も豊富なPrintstar(プリントスター)の00085-CVT 5.6オンス ヘビーウェイトTシャツの過去歴代の色別販売数を見てもダントツで多い。常に在庫数が確認できるコチラのページを見ていただいても、ホワイトとブラックの在庫数だけ桁ひとつ違うのがご確認いただけるだろう。
おそらく、誰もがクローゼットに一枚は保有しているであろう「ど定番カラー」であり、当社のカラー展開が最も豊富なPrintstar(プリントスター)の00085-CVT 5.6オンス ヘビーウェイトTシャツの過去歴代の色別販売数を見てもダントツで多い。常に在庫数が確認できるコチラのページを見ていただいても、ホワイトとブラックの在庫数だけ桁ひとつ違うのがご確認いただけるだろう。
もしもオリジナルTシャツブランドやグッズを展開するなら
「いやいや、白と黒が一番売れていることは容易に想像つきますよ。」と業界関係者からの総ツッコミが聞こえてきそうだが、オリジナルTシャツブランドやグッズの販売サイトで、このど定番カラーをおさえていない状況は割と散見される。今回の記事を書くにあたり、ファッション雑誌やブランドのスタイリングを多く手がけるスタイリストさんに「もしもオリジナルTシャツブランドを作るなら、どんなボディカラー展開にしますか?」と取材させていただいた時も「ホワイト&ブラックはマスト。」とのご見解をいただいた。ただし、以下の様に続く。
「その上で、季節感のあるトレンドカラーを差し色で展開すると良いと思います。」
「差し色が一番売れることはないかもしれませんが、色展開がブランドの魅力を伝える一つの要素になるので。」
つまり、圧倒的に売れる可能性があるカラーは定番の白と黒かもしれないが、ブランド自体の魅力を表現するためには他の色展開も重要と言うこと。野暮な言い方をすれば、より多くTシャツを売るためには、定番の白と黒を入れつつ、流行りの色などで商品“群”としての魅力を出すことでより売れると。(一意見です)
「その上で、季節感のあるトレンドカラーを差し色で展開すると良いと思います。」
「差し色が一番売れることはないかもしれませんが、色展開がブランドの魅力を伝える一つの要素になるので。」
つまり、圧倒的に売れる可能性があるカラーは定番の白と黒かもしれないが、ブランド自体の魅力を表現するためには他の色展開も重要と言うこと。野暮な言い方をすれば、より多くTシャツを売るためには、定番の白と黒を入れつつ、流行りの色などで商品“群”としての魅力を出すことでより売れると。(一意見です)
差し色で選ぶべき色とは
では、差し色にはどんなものを選べば良いのだろうか?
まずは、ブランドやコンテンツ自体のイメージカラーがある場合は、オリジナリティを出すために押さえておきたいものだ。しかしそういったものがない場合は、トレンドカラーを取り入れてみるのも良いかもしれない。
一言でトレンドカラー(=流行色)と言ってもピンとこないかもしれないが、要はターゲットに設定している性別や年齢層、ジャンルで流行っている色のことだ。
ファッション業界では、JAFCA(日本流行色協会)が決めた流行色にそってファッションブランドが商品企画を組み、コレクションを開催。その情報を雑誌やWEBなどのファッションメディアが流布し、市場に浸透していくのが従来の流れであった。しかし、90年代以降のストリートファッションの台頭や、近年のインターネットやSNSの出現によって、個個人が数多ある情報の中から「自分の信頼する情報」を選べる時代になったことから、価値観の多様化が進み、すべての人に刺さる色選びというのは難しくなっているように感じる。
そんな最中、当社が独自で業界関係者から入手した「2021年にファッション業界で流行りそうなカラー」情報と、当社のお客さまからのご要望が多いカラーを吟味して、2021春夏より新しく追加したカラーが、00095-CVE 5.6オンス ヘビーウェイトリミテッドカラーTシャツの6色である。生地やスペックは00085-CVT 5.6オンス ヘビーウェイトTシャツと全く同じであるが、数量限定商品のため別品番として切り出している。ぜひ参考にしていただきたい。
まずは、ブランドやコンテンツ自体のイメージカラーがある場合は、オリジナリティを出すために押さえておきたいものだ。しかしそういったものがない場合は、トレンドカラーを取り入れてみるのも良いかもしれない。
一言でトレンドカラー(=流行色)と言ってもピンとこないかもしれないが、要はターゲットに設定している性別や年齢層、ジャンルで流行っている色のことだ。
ファッション業界では、JAFCA(日本流行色協会)が決めた流行色にそってファッションブランドが商品企画を組み、コレクションを開催。その情報を雑誌やWEBなどのファッションメディアが流布し、市場に浸透していくのが従来の流れであった。しかし、90年代以降のストリートファッションの台頭や、近年のインターネットやSNSの出現によって、個個人が数多ある情報の中から「自分の信頼する情報」を選べる時代になったことから、価値観の多様化が進み、すべての人に刺さる色選びというのは難しくなっているように感じる。
そんな最中、当社が独自で業界関係者から入手した「2021年にファッション業界で流行りそうなカラー」情報と、当社のお客さまからのご要望が多いカラーを吟味して、2021春夏より新しく追加したカラーが、00095-CVE 5.6オンス ヘビーウェイトリミテッドカラーTシャツの6色である。生地やスペックは00085-CVT 5.6オンス ヘビーウェイトTシャツと全く同じであるが、数量限定商品のため別品番として切り出している。ぜひ参考にしていただきたい。
スタイリストさんのおすすめの色展開は...
さて、そろそろ当社のおすすめは良いから、ファッション業界で活躍されているスタイリストさんのおすすめの色展開を教えてくれよ!と言う声が聞こえてきそうなので発表させていただく。
※あくまでもスタイリストさんの一意見のため、参考程度にお考えいただきたい
・ホワイト 00085-CVT
・スモークブラック 00085-CVT
・サンドカーキ 00095-CVE
・アイスグリーン 00085-CVT
・ダスティブルー 00095-CVE
(5色展開)
選定理由としては、定番のホワイトとブラックは押さえつつも、春先なのでブラックは印象の柔らかいスモークブラックをチョイス。2020年にもユニセックスで人気だったサンドカーキ。レディースでじわじわと人気が出ている春らしい色味のアイスグリーンと、メンズ向けにダスティブルーを選んだ。また、色展開を決める際に重要なのは、商品“群”として並べた時の全体の色味のバランスだと言うことだ。ぜひ「色味のバランス」に注意して、オリジナルTシャツブランドや、グッズ販売にチャレンジしていただきたい。
世の中が目まぐるしく変化していく現代、チャレンジをするすべての人々のお役に立てれば幸いである。
※あくまでもスタイリストさんの一意見のため、参考程度にお考えいただきたい
・ホワイト 00085-CVT
・スモークブラック 00085-CVT
・サンドカーキ 00095-CVE
・アイスグリーン 00085-CVT
・ダスティブルー 00095-CVE
(5色展開)
選定理由としては、定番のホワイトとブラックは押さえつつも、春先なのでブラックは印象の柔らかいスモークブラックをチョイス。2020年にもユニセックスで人気だったサンドカーキ。レディースでじわじわと人気が出ている春らしい色味のアイスグリーンと、メンズ向けにダスティブルーを選んだ。また、色展開を決める際に重要なのは、商品“群”として並べた時の全体の色味のバランスだと言うことだ。ぜひ「色味のバランス」に注意して、オリジナルTシャツブランドや、グッズ販売にチャレンジしていただきたい。
世の中が目まぐるしく変化していく現代、チャレンジをするすべての人々のお役に立てれば幸いである。
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