「来月1日から、中国な」。

さまざまな業界、さまざまな立場、さまざまな地域の人。関西で営業をしていた4年間は、多くの人との出会いに恵まれました。出会いとは、学びなんだ。そんな仕事の楽しさに気づいた頃、突然、会長に呼び出されました。開口一番「お前、中国な」と。当然、驚いたけれど、好奇心旺盛な私は「はい!わかりました」と飛び込んだ。3週間で中国語の基礎学習。その後1年間の語学留学。それがもう、不安なんだか、頑張りたいんだか。でも新しい仕事が嬉しいのは、間違いありません。

語学ができる=海外で働ける、なんて甘い。

人間、やればできる。1年で日常会話レベルの中国語を習得。言葉の壁はクリア。いよいよ始まる業務。中国の人々にトムスを知ってもらおうと、現地の社員と燃えていました。しかし、そこに立ちはだかったのは、文化の壁。私の言葉ひとつひとつに現地従業員は「え、なんで?」と混乱し、その混乱に私もまた「え、なんで?」と。海外で働くには、語学力だけでは通用しない。どうすれば彼らに想いが伝わるだろうか?いっしょに販路を獲得する仲間になれるだろうか?徹底的に自分で考え抜いた。やると決めたことをやり続けた。

自分で食ってみないと、本当にどんな味かはわからない。

会長の教えで好きなのが、「食わず嫌いはしない」という言葉。行ってみないと、わからないことがたくさんある。やってみたから、考えられることがある。そういうことを、私は中国で学びました。少しずつですが、信頼関係も芽生え、うまくいきはじめている中国の販路開拓。実際に現地に身を置いて、自分のこととして自分で考えたからこそ、できていることだと思います。そうやって自ら進む力を身に着けられるところに、今の仕事の面白さを感じているのかもしれません。