繊維のことも知らないのに、なぜ入社したんだろ。

これが最後の転職。そう心に決めて就職活動をしていました。そこで出会えた企業がトムスです。実は、最初は何をやっている会社なのか、まるでわかりませんでした(笑)。服のことも繊維のことも、何も知らないまま入社を決めたんです。なぜなら、それまで感じたことのないベンチャー精神をトムスから感じたから。チャレンジスピリッツや会社を大きくしてやろうという気概をひしひしと肌で感じたんです。しかし、物を知らなすぎるというのはやはり厳しい。最初は苦労しましたね…。なにせ、それまではコンサル会社にいたので、環境も違えば常識も異なる世界。右も左もわからないとはまさにこの事だと思いました。

惰性の成長は、2年で止まる。

しかし、いかに業界が違うとはいえ、最終的に“売上を伸ばす機会をつくる”という目的は同じ。この業界に興味を持ちながら知識を身につけ、それに乗っ取って行動を重ねていくと自然と仕事は身についていきました。お客様のオーダーにも、ある程度お応えできるようになり、自分を頼ってくれる取引先も増えていく。しかし、その成長も2年が限界でした。惰性的に仕事をしていても、その先はありません。困難なことにあえて踏み込むこと。その連続の先でしか世界は広がっていかないんです。

与えられた物と掴み取った物、どっちが嬉しいか。

そのことに気づいてからは、あえて今まで取引のなかった業界に仕掛けたり、困難であろう仕事に自ら取り組むようになりました。成果は、新しい取引先とつながりが持てたことと、新しい仕事を周囲の協力を得ながら構築することができ、新たな道をつくることが出来たことですね。小さな道ですがその道を何度も踏みしめ、地ならしをしていけば、色んな物を運び入れることができるようになるはず。トムスには先輩たちが作ってきたしっかりした道がたくさんあり、苦労せず仕事の運び入れが可能です。しかしそんな環境でも、“与えられた物だけではなく、自分から掴み取った物”に魅力を感じる人間が多く集まっているのがトムスだと思うんです。私は、そのことに気づくまで2年かかりました。これから入社してくる人は、できれば最初からそれを知った上で挑戦してきてほしいですね。